製品情報

ティーツリーオイル・レモンセントティーツリーオイル

ティーツリーオイル

抗菌力を保証、天然抗菌剤、天然防腐剤として使用できます。

エアーグリーンのティーツリーオイル

 エアーグリーンで取り扱っているティーツリーオイル、レモンセントティーツリーオイルはオーストラリアのサンコーストプランテーションより輸入しています。

エアーグリーンのティーツリーオイル

ティーツリーオイル

 ティ-ツリーの木から取れる精油分のことをティ-ツリーオイルと呼んでおります。 ティ-ツリーとは、日本語に訳しますと「お茶の木」と言う意味ですが、この木は、 日常飲んでいるお茶の木とはまったく違うもので、学名が、メラルカアルターニフォ リア(Melaleuca alternifolia)と言うオーストラリア原産のフトモモ科の小木です。 クック船長が、オーストラリアを発見したときにこの木の葉をお茶代わり飲んでいたの でこの名前が付けられたと言われております。その後、オーストラリアの開拓者達もお 茶代わりにこの木の葉を煎じて飲んだので、メラルカアルターニフォリアがティ-ツリーと呼ばれるようになりました。

 ティーツリーの木は、1本1本異なる組成のティーツリーオイルを作り出します。 つまり100本の木から100通りの違った組成のティーツリーオイルが作り出されるわけです。 そのため、ティーツリーオイルを市場から購入しますと、購入するたびに香りが違うという困った問題が発生します。 この問題を解決するために、オーストラリアの栽培農家では、品種改良をして、できるだけ香りの少ないティーツリーオイルを生産しようと努力しております。 その結果、近頃は、ほぼ似通った香りに近づいてきました。

 香りに最も影響を与える成分は、1,8-シネオールです。 1,8-シネオールの量が多くなるとスーとするようなシャープな香りになり、少なくなるとマイルドな香りに変わります。 ところが1,8-シネオールは、抗菌力にはほとんど関与していません。 そこで、エアーグリーンでは、1,8-シネオールの定量を規格に入れ、1,8-シネオールの量を5%以下と規定することで、 香りのバラツキを押さえております。 一方、抗菌力に最も関係しているテルピネン-4-オールの濃度は、35%以上と規定しています。 それは35%以上で最高の抗菌力が得られるからです。 実際には40%前後含まれていますが、テルピネン-4-オールは、35%以上になると抗菌力に影響を与えなくなります。

ティーツリーオイル

○ ティ-ツリーオイル 「エアーグリーン」の特徴

  • 細菌からカビまで幅広い抗菌力を持っています。
  • 昆虫忌避作用や殺虫作用を持っています。
  • 高い皮膚浸透性を持っています。
  • 皮膚に対する刺激性は、ほとんどありません。
  • 透明のオイルですので、着色しません。
  • 油性溶媒として高い溶解性を持っています。
  • 好ましい芳香を持っています。
  • 天然物ですのでその商品イメージを高めます。

○ 製剤上の注意点

*ティ-ツリーオイルを製剤に配合した場合、懸濁化剤や溶解剤の影響により、又、他の配合成分と結合したりして、 その抗菌力の低下が起こる場合がありますので、発育阻止試験や保存効力試験を行ってその有効性を確かめて下さい。
*ティ-ツリーオイルは、高い浸透性を持っていますので、容器によりしみでる可能性がありますので、事前に容器の適性の試験をして下さい。 特にプラスチック容器が問題です。

○ 包装

  • 10ml瓶入り、1リットル(約0.9kg)瓶入り

○ 使用上の注意

  • 引火性がありますので、火気に近づけないで下さい。
  • 40℃以下の所で保管して下さい。
  • 原液を服用しないで下さい。
  • 子供の手の届かない所に保管して下さい。

レモンセントティーツリーオイル

 レモンセントティーツリーオイルは、通常のティーツリーオイルが取れるメラルカアルターニフォリア(Melaceuca alterniforia)とは種類の異なる レプトスペルムムペテルソニ(Leptospermum petersonii)という木から取れる精油です。 通常のティーツリーオイルがユーカリ油の様なスーとする感じの匂いがするのに対して、レモンセントティーツリーオイルは、レモンの香りがします。 この木の形状が、ティーツリーとよく似ているので、「レモンの香りがするティーツリーオイル」レモンセントティーツリーオイルと呼ばれています。

 主成分は、シトラールとシトロネラールで、 この2つの精油分が70%以上含まれており、テルピネン4オールを主成分とする通常のティーツリーオイルとは、全く異なる組成をしております。

レモンセントティーツリーオイル

○ 製剤上の注意点

*ティ-ツリーオイルを製剤に配合した場合、懸濁化剤や溶解剤の影響により、又、他の配合成分と結合したりして、 その抗菌力の低下が起こる場合がありますので、発育阻止試験や保存効力試験を行ってその有効性を確かめて下さい。
*ティ-ツリーオイルは、高い浸透性を持っていますので、容器によりしみでる可能性がありますので、事前に容器の適性の試験をして下さい。

○ 包装

  • 10ml瓶入り、1リットル(約0.9kg)瓶入り

○ 使用上の注意

  • 引火性がありますので、火気に近づけないで下さい。
  • 40℃以下の所で保管して下さい。
  • 原液を服用しないで下さい。
  • 子供の手の届かない所に保管して下さい。

ティーツリーオイルの毒性

 一般に精油(香料)は、飲んだ場合に毒性を持っているので、香料だからといって 安易に取り扱うことは危険です。特に子供による誤飲は、重大な結果を引き起こす 場合が多いので、アロマセラピーなどを行っていて100%純粋の香料を持っている場合は、子供の手の届かない所に置くなど、 その保管には注意が必要です。さらに、自分が持っている香料の毒性の程度を知っておくことも重要なことです。

 物質の毒性は、LD50と言う数値によって表されます。これは、ネズミにその物質を投与したときに 半数のネズミが死ぬ量のことで体重1kgあたりのg又はml量で表されます。

○ 経口毒性

 ティーツリーオイルの有効成分であるテルピネン-4-オールの100%オイルでのLD50は、1.3g/kgで経口毒性を持っています。 ティーツリーオイルとしての毒性は、天然物であるため断定できませんが、おおよそLD50が1.9g/kgぐらいで、 弱い経口毒性を持っていると言われています。そのためティーツリーオイルが利用されるのはハミガキぐらいまでで、食品に使用されることはありません。

 一方、レモンセントティーツリーオイルは表にもありますように、シトラールとシトロネラールが大部分を占めます。 これらは食品添加物として認められている精油です。また含まれる他の精油の中には経口毒性を持つ精油はほとんでありません。 通常に使用する量での毒性はないと考えられます。そのためレモンセントティーツリーオイルは、食品にも利用できる数少ない天然抗菌剤です。
[シトラール: LD50 4.96g/kg(ラット)、シトロネラール: LD50 5g/kg以上(ラット)]

○ 経皮毒性

 経皮毒性が発生した報告はありません。ティーツリーオイル、レモンセントティーツリーオイルとも皮膚からの浸透量より肝臓での代謝量が大きいため、 毒性が発現するほどの体内で蓄積されないからと考えられています。

○ 皮膚刺激作用

 ティーツリーオイル・レモンセントティーツリーオイルとも100%オイルで、弱い皮膚刺激作用を持っておりますが、 ティーツリーオイルを25%配合した製品での試験では、刺激作用がないことが立証されていますので、25%濃度までは皮膚刺激作用が無いと判断されています。

○ 皮膚感作性

 100%オイルを使用してアレルギーを引き起こした報告はありますが、低濃度配合している製品での報告はほとんどありません。 アレルギー反応は、個人差がありますので、ティーツリーオイルによると疑われる場合は、使用を中止すべきでしょう。

○ 皮膚感作性

 100%オイルを使用してアレルギーを引き起こした報告はありますが、低濃度配合している製品での報告はほとんどありません。 アレルギー反応は、個人差がありますので、ティーツリーオイルによると疑われる場合は、使用を中止すべきでしょう。

詳細説明

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