エアーグリーンでは、世界に先駆けてフェヌグリーク種子から種皮と胚乳を分離し、胚乳を精製し、高純度のガラクトマンナンを含む胚乳粉末の製造方法を確立しました。
エアーグリーンの胚乳粉末は、ガラクトマンナンの含有量に応じて3種類に分かれております。胚乳粉末Hは、ガラクトマンナンの含有率が最も高く86%以上ふくまれています。水に溶かしますと乳白色の無臭の均一なゲルになります。特に透明度が要求される化粧品原料などに使われております。フェヌグリーク胚乳粉末Aは、ガラクトマンナンの含有率が80-86%の純度の高い胚乳粉末です。水に良く溶け、においもなく、葛湯の様な味をしております。その為、食品などに使用した場合、他の食材の風味を損ないません。又、ダイエットのための健康食品にも利用されています。
胚乳粉末Bは、ガラクトマンナンの含有率が60-80%で、Aよりも褐色に着色していて若干カレー臭が残っております。これは、種皮の成分が20-40%含まれているためです。その為、胚乳粉末Bは、ガラクトマンナンの糖分吸収抑制作用と種皮の女性ホルモン様作用の両方を持っているのが特徴です。錠剤やカプセル剤にして健康食品として販売するような、水に溶かさない場合でのご使用にお勧めいたします。又価格も胚乳粉末Aより安価です。
フェヌグリーク胚乳粉末の規格は次のようになっております。
性状 | 胚乳粉末H:乳白色又は淡褐色の粉末で、無臭又は、微かに固有のにおいがある。 胚乳粉末A: 乳白色又は、淡褐色の粉末で、わずかに固有のにおいがある。 胚乳粉末B: 淡褐色の粉末で、固有のにおいがある。 | |
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確認試験 | (1) 水に溶かすと粘性のある液を生じる。 (2) 水溶液は、ゼリー状になる。 (3) 溶解した水溶液には臭いがなく、その味は苦くない。(胚乳粉末H、A) | |
純度試験 | ||
(1) 水不溶物 | 胚乳粉末H、A: 3%以下 胚乳粉末B: 5%以下 | |
(2) 重金属 | 20ppm以下 | |
(4) 砒素 | 2ppm以下 | |
乾燥減量 | 10%以下 | |
粘度(1%水溶液) | 胚乳粉末H: 4400mPa・s以上 胚乳粉末A: 3000mPa・s以上 胚乳粉末B: 1000mPa・s以上 | |
粒度 | 胚乳粉末H、A:70メッシュ(212μm)以下 胚乳粉末B:100メッシュ(150μm)以下 | |
栄養物試験 | ||
(1) タンパク質 | 胚乳粉末H、A: 3%以下 胚乳粉末B: 5%以下 | |
(2) デンプン | 検出しない | |
(3) 脂肪 | 1%以下 | |
(4) 食物繊維 | 胚乳粉末H: 90%以上 胚乳粉末A: 80%以上 胚乳粉末B: 70%以上 | |
(5) カロリー | 0.3Kcal/g以下 | |
残留農薬 | ||
(1)デンドリン及び ディルドリン (アルドリンを含む) | 検出しない | |
(2)BHC | 0.2ppm以下 | |
(3)DDT | 0.2ppm以下 | |
灰分 | 1.5%以下 | |
定量(ガラクトマンナン) | 胚乳粉末H: 86%以上 胚乳粉末A: 80%以上 胚乳粉末B: 60%以上 | |
微生物試験(実測値、1検体) | ||
(1) 一般生菌 | 3X103以下 | |
(2) 大腸菌 | 検出せず |