アロエベラ「エアーグリーン」の規格は、旧化粧品種別配合成分基準アロエエキス(2)と日本健康栄養食品協会が定めたアロエベラゲルの推奨規格を基にして、更に品質を高めるために弊社独自の規格を加味して作られております。弊社原料をお使いになりますと日本健康栄養食品協会の推奨基準をクリアーいたしますので、日本健康栄養職人協会から推奨認定マークの収得が可能になります。
性状 | |
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粉末 | アロエベラゲル低温乾燥粉末、高多糖類アロエベラゲル低温乾燥粉末: 白色〜薄い黄褐色の粉末でかすかな特異臭がある。 アロエベラ全葉熱風乾燥粉末: 黄褐色の粉末で特異臭がある。 |
液体 | アロエベラゲル原液(1:1)、アロエベラゲル原液(1:1)パラベンフリー: 無色〜淡黄色の液体でかすかな特異臭がある。 |
異物試験 | ゴミ等の異物を認めない。 |
pH | 3.5〜5.5(1:1として) |
確認試験 | |
呈色反応 | 赤紫色を呈する。 (医薬部外品原料規格2006) |
SPG及びSG | β-sitosterol-3-0-6-palmitoy-β-D-glucopyranoside (SPG)と β-sitosterol-3-0-β-D-glucopyranoside (SG)を検出する。 (日健栄協規格) |
アロエニン | 検出しない。 (日健栄協規格) |
バルバロイン | 検出しない。 (日健栄協規格) |
でんぷん | ヨウ素でんぷん反応に反応しない。 (日健栄協規格) |
アロイン | 検出しない。 (医薬部外品原料規格2006アロエ液汁末(2)、アロエエキス(2)) |
純度試験 | |
ヒ素 | 2ppm以下 (局方) |
重金属 | 20ppm以下 (局方) |
残留農薬 (食品衛生検査指針) |
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エンドリン及びディルドリン (アンドリンを含む) |
検出されない。 |
BHC | 0.2ppm以下 |
DDT | 0.2ppm以下 |
定量 | |
L-リンゴ酸 | 817.8-3427.8mg/L (自社規格) |
マンノース | 粉末 5%以上、原液 0.04%以上 (自社規格) |
グルコース | マンノースの1/10以下 (日健栄協規格) |
微生物試験 (局方) | |
一般生菌数 | 3x102個/g以下 |
大腸菌群 | 陰性 |
緑濃菌 | 陰性 |
黄色ブドウ球菌 | 陰性 |
化粧品表示名称は、液汁タイプがアロエベラ液汁、粉末タイプがアロエベラ液汁末となっています。日本化粧品工業連合会のWebサイトでもご確認いただけます。
海外製造元のアロエコープ社からは、弊社輸入品に使われているアロエベラがオーガニックであることが確認しておりますので、弊社からその証明書を発行いたします。ご希望のお客様はご注文時にお伝えください。
現在エアーグリーンでは、次の種類の原料を販売しております。
これは、アロエベラの葉を採取して外皮を取り除いて中のゲルだけを取り出したもので、100%アロエベラゲルの原液(100%ジュース)です。配合されている防腐剤は、無水亜硫酸ナトリウム0.04%、安息香酸ナトリウム0.1%、メチルパラベン0.1%です。防腐剤の関係からアロエベラゲル原液(1:1)は、化粧品専用です。包装:20kg/容器。
これは、上記アロエベラゲル原液(1:1) に配合されている防腐剤をパラベンフリーにした商品です、防腐剤は無水亜硫酸ナトリウム0.04%、安息香酸ナトリウム0.1%、ソルビン酸カリウム0.1%、クエン酸0.3%以下です。食品及び化粧品にご利用いただけます。包装:20kg/容器。
40倍濃縮液を特別な乾燥装置により乾燥し100%脱水して得られた粉末です。通常アロエベラゲルには、0.5%の固形物が含まれていますので、アロエベラゲルの脱水物は、理論上200倍濃度になります。防腐剤は、含まれておりません。包装:1kg/パック。
外皮を含めたアロエベラ全葉を圧搾して得られた原液を乾燥した粉末です。アロエベラ全葉には、1%の固形物が含まれており、アロエベラゲルの固形物の2倍になります。理論上の濃度は100倍になりますが、固形物としての収量は2倍になりますので、重量に対する単価はゲルに比べて安くなります。ただし、外皮の部分を含まれていますので、ゲルに比べて味は少し苦くなり、アロエベラ特有のにおいが若干します。ゲルに比べて若干淡褐色に着色しています。しかしアロエベラの効果はそのアセチル化グルコマンナンの量によりますから、全葉を多く使うことで効果を高める場合があります。防腐剤は、含まれておりません。水に溶かして使用する場合は、外皮に含まれる水に不溶の成分が少し沈殿する場合がありますので、その場合は、ろ過してお使い下さい。包装:1kg/パック。
アロエベラゲル原液(100%ジュース)の使用目的は、化粧品原料です。化粧品で使われている理由は、全成分表示対策です。精製水の代わりにアロエベラゲル原液を使いますと表示成分のトップにアロエベラゲルを書くことになりますので、消費者にナチュラルコスメティックであることが表示できますので、化粧品原料として最も多く使われています。
アロエベラ100gから、アロエベラゲル粉末は0.5g、全葉粉末は1g取ることが出来ます。これは、ゲルには、固形物が0.5%、全葉には、固形物が1%含まれているからです。アロエベラの効果は、アセチル化グルコマンナンの量に比例します。アセチル化グルコマンナンの含有率は、ゲルで多く、全葉では、少し少なくなります。最も、同じ量のアロエベラから取れる固形物の量は、全葉は、ゲルの倍ですので、同じ量のアロエベラから取れるアセチル化グルコマンナンの量は、全葉の方が多くなります。一方価格は、ゲル粉末に対して全葉粉末が安くなります。 効果対費用の面から考えますと、全葉を利用するのもメリットがあります。ただし、全葉は、ゲルに比べて苦みがあります。
全葉のもう1つの欠点は、水に溶かした場合、若干の沈殿物が発生するという点です。そのため水に溶かす場合には、ろ過が必要になります。